3学期スタート

 校長講話より(一部抜粋)
 … 渡り鳥の中には、毎年同じ場所に飛来するくらい、目的地にかなり正確にたどり着く鳥もいます。学校のそばの千曲川に飛来するカモもピンポイントで飛来しているように思います。鳥はどうやって方角や場所がわかるのでしょうか。おそらく段階によっていろいろな方法を使っていると考えられます。太陽や星座の位置、地球の磁気、効率よく飛べる風、地形の記憶などの感覚をフルに使って目的地をめざします。
 私たち人間も道に迷ったときには、遠くを見て方角を確かめて、目的地が近づいてきたら記憶を頼りすることがあると思います。ここにいきたいという目的地をめざして、どうやって情報をつかんで、どう行動するかということです。それは目的地という場所だけでなく、「こうしたい」「こうなりたい」という目標をめざすことにも共通していると思います。自分が納得できる理由や根拠をもとに、自分の願う姿をめざしてほしいと願っています。
 3学期は「まとめ」の学期です。これまでの自分の学びから自分の成長や課題を確かなものにする時です。47日間が充実した日々となるように願っています。
 また、3学期は「感謝」の学期です。何に、誰に感謝をするのでしょうか。それぞれが春に花を咲かせるために、この寒い時期に何をめざし、どう過ごすのかを考えてみましょう。