校長講話より
2学期が終わります。みなさんにとって、この2学期はどんな2学期でしたか。
「今年の漢字」です。令和3年(2021年)も終わりを迎えます。今年の漢字は「金」です。「金字塔」というのは「後世に長く残るようなすぐれた業績」のことです。先ほど、これから大会に臨むみなさんの壮行会が行われました。出場する吹奏楽部・スケート部・卓球部・女子バレーボール部のみなさん、誇り(プライド)を胸に、感謝とリスペクトの気持ちを演奏やプレーで表現してほしいと願っています。大会までに積み重ねた努力を信じて、自分の、チームの「金字塔」を打ち立ててください。健闘を祈っています。
過去の「今年の漢字」もいくつか見てみましょう。密:昨年の漢字です。令:一昨年の漢字です。災:3年前の漢字です。豪雨災害がありました。絆:いつの漢字かわかりますか。10年前の東日本大震災の年の漢字です。
みなさんの2学期はどうでしたか。先日お願いした「2学期の漢字」アンケートの結果です。テキストマイニング風にまとめてみました。同じ漢字を浮かべた人が多いほど大きな字になっています。「楽」は13人でした。楽しい2学期だったのですね。続いて「勉」そして「学」、「新」です。すばらしいですね!「喜」「努」「挑」「初」はそれぞれ3人ずつでした。周りにある11の漢字は2人ずつでした。それぞれに思いがこもっているのですね。苦しいことや悔しいこと、悔やまれることもあったのですね。
残りは全て単独の漢字です。なんと53個です。それぞれがみんな違う感じをイメージしたということです。これもすごいことだと思います。どんな思いか考えてみましょう。(ちなみに最後の漢字は「あっぱれ」と読みます。この字を持ってきたところもあっぱれですね。)
自分の漢字や友だちの漢字を浮かべながら考えてみてください。
「共に学ぼう 自ら学ぼう」 自分で学ぶ力はつきましたか。
「いっぱい話そう 学校を楽しもう」 心が通い合う生活ができましたか。
「ふるさとをもっと知ろう 心を寄せよう」 家族や地域の方とのつながりを大切にできましたか。
お互いのいろいろな願いや思いをこれからも大切にしたいですね。3学期、そして新しい年に向けて、さらに自分を高める準備をしましょう。